いよいよ明後日に迫った武者所プロデュースイベント。
(イベント内容は別記参照)
こんな直近なのに、まだまだ新規開発の手は止めません。
史上記録的悪天候が続くこの時期、武者所は準備を怠りません。
会場の装飾小道具にも、耐水性能をコーティング!
前回に発表した『陣盾』(木盾)と列び、敵の矢弾と共に雨風も防ぐ盾を追加投入!
ババーン!
見ての通り、竹束(竹盾)である。
この武者所、機能美と装飾美をいかに簡便な解釈で表現するかを念頭に置いている。
いわゆる『竹束』とは、先述の通り『陣盾』と列び、戦国合戦(特に鉄砲の導入以降)に用いられたと云われている、防御小道具の一つとされている。
創作映像作品内では、おなじみと言える竹の束だが…
実は存在を証明する現存出土品は、稀少(知る限り、一つ)。
しかも武者所メンバー所縁でもおなじみの、『騎西城』である!
地域柄、特に関東管領職の同行を追っている武者所にとって、かなりの重要要素であり、特色として打ち出すべきテーマともなる地。
関東における鉄砲の運用、これからも諸先生方と協議し、表現して参ります。
さて、史実としての竹束はともかく…
今回の製品は、画像通り一見何の変哲も無い、竹の束。みたいな何か?
写真じゃ表現しようがない(ほど完璧なステルス性?)なので、テキスト上で説明すると…
① サイズ感は大の大人が身を隠せるほどだが、とにかく軽く持ちやすい。一人で6束ぐらい運べます。
② 保管時は折りたためます!(機構は秘密)
③ 筒状の内部に、刀剣等の長物を収納可能。
④ 完全防水、耐久性抜群(形状記憶!?)非腐食性能。
…という、即席ながら多機能高機動型な武者所スタイルを存分に内包。
実は竹束モチーフ小道具は、2作目(1作目は個人仕様の高性能モデル。別に機会を設けて公表します。)ですが、今回はシンプルで使い勝手も量産性も抜群で気に入っております。
もちろん8/20の小机城イベントにて展示ラインナップに採用。
時代物イベントの関係各位、ご発注検討いかがでしょうか?