金子郷に思いを馳せ…

また久々の更新となってしまいましたのは、ネタが無いのではなく、ありがたいことに制作予定ぎっしりにて…

せっかく達成感が盛々だった“青梅”を振り返りできていませんが、とりあえず本日の内容を。

武者所と懇意にしているというか事実上活動を共にしている、東京都武蔵村山市の『武士団・村山党の会』の郷土史講演会に出席してきましたー!

実はこの郷土史講演会には、かつて武者所・お奉行も講演したこともありますが、本当に熱くディープな内容の講義なのです。

毎度、とても素晴らしい先生をお招きし(お奉行自身も!)、回を重ねて8回目となる今回は…

村山党・金子氏所縁の入間市博物館学芸員『小田部 家秀』氏による、

「源平合戦で活躍した村山党・金子十郎家忠と その時代の庶民の暮らし」という講演です。

 

金子十郎に関する事績・逸話等は、我ら村山党にとっては知っていることばかりで、ご専門が地理と自嘲してらっしゃいましたが、なんのなんの!

その地理的考察からの武士団発生条件のくだりは釘付け!

非常に有意義な視点をいただき、感銘を受けました。

まったく偶然の一致(むしろ相対?)となりましたが、先月、横浜の鶴見川流域センターでの『太田道灌、小机城を攻める』の講演にては、河川の状況から考察したものでしたので、地勢が全く異なる状況下にいた同族に思いを馳せました。

 

さらに、これもまったく偶然のタイミングにビックリしましたが、昨今私も考察を進めている、戦国期の金子氏の動向。

つい先日、武者所オリジナル脚本で公演した“青梅”の史劇内で初登場の(…と言いいましても、青梅のレポートすら書けてないので、情報が前後しちゃいますね…)、『金子越中守家定』が紹介されてて嬉しい!

裏や予備設定で盛り込んでいた『金子掃部助』や『宮寺与七郎』、加治の中山氏も出てきました。

 

ぶっつけ本番の趣味ボランティア寸劇想定のネタとして採用するには、

青梅勝沼三田vs小田原北条の間で同族相討つ国衆の姿を描くことにこだわるのは、かなり複雑になるのは必至で、無茶な大冒険でしたが…

それでも意思を貫き通して良かった。

立ち上げから3年、参加当事者のみならず観覧者にも伝わってきたようです。

今回いただいた豊泉左近将監の話などは、劇中では『横地監物丞』に「調略」とひとくくりに表現させて割愛しましたが、今後は積極的に反映してみたいところ。

…はい、青梅の達成感を引きずったままなので、新しい記事を落ち着いて書けやしませんね。

今回は、グダグダの自己陶酔報告でございましたとさ。

年度中に頑張って青梅レポあげまーす!…焦

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