12/18(月)AM4時…
『お城EXPO』まで4日、私は実質日付変わって本日から当日まで寸暇無く、もはや製作作業に要する時間制限いっぱい、タイムアップです。
ここのところ体調都合で出歩けない代わりに、新作兜の開発に集中しておりました。
作りたい願望的には、20年以上前の旧世紀から憧れてはおりましたが、実際に作るために構想(といっても脳内妄想レベル)し始めたのは…
忘れもしない今年の3月…『青梅・吉野梅郷梅まつり〜復活への第一歩〜』という復興イベントで、武者所がプロデュースとして大きく関わる甲冑製作・武者行列・再現劇企画において、関東管領職というストーリーテラー“上杉謙信”役の表現用に『金箔押唐草透彫風折烏帽子形兜』を発表。
透彫の面倒さと形状保持の難しさ、そもそも100均素材縛りで作ろうとした拘りが枷となり、生みの苦しみ只ならぬ作品。
もう二度と変わり兜なんか手を出したくないー!…と思っていましたが、周囲からとても好評をいただき、もっと異常で難しそうなやつに挑戦してみようか♪と、調子に乗ってしまいました。
結論から言えば、「唐草透彫〜」の方が苦しみ抜いた思い出。今回の“新作”は、我ながら意外なほどに楽しくサクサク作り進めることが出来ました。
とにかく時間も予算も無いので(あと致命的に見切発車性質なので)、設計も紙試作も何もせず、ぶっつけ本番フルスクラッチ!
実質この土日48時間の超高速作成!
特徴のヒントとしてSNSに思わせぶりに作成途上のパーツを掲載してみたところ…
すぐにバレちゃったみたいですね…汗
そんなこんなで、まだまだ完成とするには程遠い状態ですが、とりあえず最大の特徴部分は目処がつきました。
それほどに認知度の高い、あの異形の兜。。。
おもいっきり粗くモザイクかけたのに、すごい存在感w
(^◇^;)
これはバレますね。
モザイクなんて、なんのそのの圧倒的な自己主張ww
しかも、なんと!?
“舌”が自在にウヌウネ可動するギミック搭載www
上下に振れるだけでなく、引き込んで隠すことも出来ます。
はい。。。
“お城”とは、あまり関係無いシロモノでしたね。
せいぜい来年の3月に恒例の“青梅”に間に合わせれば済むのに、中途半端なフライング公開。
いいんです。
ごく短時間(当社比)そして呆れた拘りの100均素材による、武者所ならではのアイディア・狂気満載の顕著な作品例として、武者所ブースに展示します!!
モザイク解除し、正体を明かすのは、お城EXPOにて!
(…だからすでにバレバレなんだが…)