【サムライ列伝(1)】会津藩武芸指南役…!

「勝って、マメで、来る身を、待つ!」
前回の締めでテンション上がり、勢い余って次回予告をしたばかりに、期待と質問が殺到…!?
退くに退けぬ武者所お奉行、魂の活動報告連載!

前回ブログ『福島県サムライツーリズム公開』
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http://mushadokoro.com/letter/3494


会津の観光拠点としてお馴染み『会津武家屋敷』。
朝の開場時間と共に、何やら仰々しい武者声が響き渡る。

入場門へ通じる階段を登るツアー客たちが目にしたものとは…

どーん!
「我こそは、会津藩武芸指南役!黒河内伝五郎兼規。神夢想夢楽一刀流居合術、稲上心妙流柔術、白井流手棒手裏剣術、静流薙刀術、穴沢流薙刀術、宝蔵院流高田派槍術、双水執流組討腰之廻に〜、馬術、弓術、鎖鎌術、吹矢術に吹針術〜…」
いきなり始まって畳み掛ける武芸百般の達人っぷりの自己紹介が止まりません!
唖然とする観客の空気をよみ、弟子たちが止めに入ろうとも、余計にテンションが上がり…
「先に進みたいとは、どういう事じゃ!おのれぇ〜、御城下に攻め入るつもりが!ええ〜い!おめおめと引き下がっては武士の名折れ!ここはこの黒河内伝五郎、一日でも一刻でも持ち堪えて見せるわー!」

ツアー入り口の冠木門すら通れぬ事態に…
機転を利かせた息子・黒河内百次郎。
会津の主力軍が揃う前に、奥羽越列藩同盟の援軍が来てくれたのだと告げる。
「会津に罪なき事、諸藩は皆、承知してござる!」

目と足が不自由となっていた伝五郎。
北越戦線で負傷して前線から外れている百次郎。
そして薙刀生徒の婦女隊。

そう、ここで会津士魂の象徴として『サムライ』の看板を背負って出迎えたメンバーは、急編制である玄武隊や白虎隊の編入枠からすら外れた、非正規の『サムライ』たち。

問答無用の勢いで、『新選組』を名乗る余所者たちへの試練が始まる!


瀕死の重傷を圧して超絶強い黒河内百次郎!

そして黒河内伝五郎の老獪な圧…!


武芸百般の達人、鉄砲にも興味津々の圧…!

 

いきなり一歩目からそんな濃密濃厚な裏設定を強要して勃発、『武者所』の参入企画『福島県サムライツーリズム』プレミアムモニターver.!
武者所お奉行、渾身の拘りが赴くまま書き下ろされた完全新規シナリオに無茶振られまくるメンバー…と自分自身の過密制作スケジュール。


福島の美味しい郷土料理に釣られて頑張りました!

 

次回予告
【サムライ列伝(2)】嗚呼壮烈、会津藩娘子隊・中野竹子!?

「もののふの 猛きこころに くらぶれば 数にも入らぬ 我が身ながらも」

まだまだ始まったばかりの胸熱な展開…!
…だ、だけど、このペースで当該プロジェクトのキャスト紹介を連載するのか…!?
武者所お奉行の遅筆、いつ完結するのやら。

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