【サムライ列伝(3)】佐川官兵衛、只今戻ったー!!

特濃テンションで始まっておきながら、リアル師走の大繁忙期に流されたまま頓挫していた、武者所お奉行の福島県新企画キャスティング紹介編。
まだまだ登場人物の逸話奔流が止まらない、超硬派な武者所のツアー行程レポは始まったばかりで冬を迎え、年を跨いでしまった…
そんなこんなで実際のツアーも切羽詰まった制作状況で始まりました。

序章『福島県サムライツーリズム公開』
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http://mushadokoro.com/letter/3494

【サムライ列伝(1)】会津藩武芸指南役…!
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http://mushadokoro.com/letter/3519

【サムライ列伝(2)】嗚呼、壮烈!会津藩娘子隊、中野竹子!?
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http://mushadokoro.com/letter/3526

今にも御城下に攻め入ろうとする新政府軍を眼前に、老人や女子供たちまでもが、それぞれの立場で覚悟を決める。

その時…!

「佐川官兵衛、只今戻ったー!」
大音声と共に、蝋人形かと思われていた武士が突如動き出し、語る語る…!
この紋所は…
「別選組隊長、鬼の官兵衛様…!」

「西国の兵だちは、寒さに弱ぐ、冬は使い物になりますまい。雪さえ降れば、我が方が俄然有利!冬まであと僅か、今が踏ん張り所にごぜぇます!」

敵の包囲網を抜け、ついに戻って来た主力軍。

「各方で散り散りになっていだ兵たぢを掻き集めで来ました。朱雀二番三番隊、別選組、歩兵隊その他、ざっと精鋭千人…!」

佐川官兵衛。
会津藩学校奉行にして戦時昇格で若年寄から家老に上り詰め、松平容保公から直々に大業物『会津正宗』を拝領する程の好漢である。
(そんな“官兵衛様”の強烈なリアル現場武勇伝は、また後の機会に…)

一気に士気が上がる籠城勢。

「うむ!我らは、徳川のためでも幕府のためでもなぐ、会津のための戦が出来るのだ。これ以上の名誉なことは無ぇ!」

「会津武士の姿、目に焼ぎ付けてくれる。会津は会津の手で守るのじゃ。皆、何があろうと、会津を守り抜くべ!」

おおおおお!
感動の鬨に畳み掛け、尚も官兵衛は続ける。
「…その精鋭だが、鳥羽伏見がら共に戦って来た、この者だちを紹介したい…」

余所者である新選組残党の登場に、訝しむ会津軍。
それもそのはず、その新選組とは………!

次回予告
【サムライ列伝(4)】斎藤一じゃない、山口二郎だ…

「斎藤ォー!おもしろい!百戦錬磨の新選組の名、名前だけじゃねぇ事を見せでやれ!」

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