太田道灌と金子氏と

おかげさまで今やこの首都圏の至る所でオブギョ―のドアップポスターが見られるようになった、この2月。

(例のアレです…前記事参照)

さっそく「見たよ!」の連絡が耐えぬ毎日、

そんな中、私共“武者所”にとって中枢のひとつと言える大事な拠点、横浜からも連絡アリ。

オブギョ―のリアル遠い遠い遠い…500年前に別れた血族(笑)、篠原城の金子氏からでした。

まさに個真っ只中のテーマを金子氏が講演すると!

2/12(月)『太田道灌 小机城を攻める』。

しかも会場は、これまたオブギョ―所縁の『鶴見川流域センター』。

これは全てに最優先し、行かねばなるまい。

武者所がメインイベントとする『お城EXPO』の初年度に出会った、

『篠原城と緑を守る会』代表である金子和夫さんをはじめとして、金子憲さん、臼井義幸さん!

さらに昨年の『小机城フォーラム』にてご紹介頂いて情報交換をしている、岸由二さん!

錚々たる金子一族の皆様、内容も本当に濃密濃厚素晴らしい研究成果、そして解りやすく面白い講演。

さすがです… 私共のドタバタな郷土史講演とは、まるで品性が違う… 襟を正す思い。

あの太田道灌と小机城、さらに篠原城や周辺を地形から戦術を読み解く、目からウロコものでした。

津久井の郷土劇にて長尾景春を演じていたこともある身としては、何の因果か。

なんとなんと来賓席で、これまた我らが『武士団・村山党』にて講演をなさって知り合った、

太田道灌研究ならこの人…尾崎孝さんと再会!

またまた熱く金子氏諸系譜について語り合わせていただきました。

長尾について上杉家臣団となり、越後→陸奥→出羽…と、

関東から離れていった側の金子系資料を横浜系の金子和夫さんにも共有し、

今後更に広域な観点で研究が進むであろう活動の末席にお加え頂けている実感は、代え難いものとなりました。

 

そう、私共が推進する『武者所』のプロジェクトとは、イベンターとしてのエンタメ演出に見えながらも、

実は出典根拠や考証解釈に拘った知的なエデュケーション活動でもあります。

 

歌ったり踊ったりはしない(できない)けれども(年末どこかでしたような気もするが…黒歴史)、

郷土史考証表現の妙技、とくとご覧あれ!

…というわけで、今年は毎月のように…むしろ春からは毎週のように出陣予定が入っております。

その、とくとご覧いただく直近の例として、来月3/4(日)!

東京都青梅、吉野梅郷にて!

今年も堂々たる大規模製作総指揮やります!

『青梅 吉野梅郷 梅まつり』にて、

戦国関東国衆の義の戦…三田氏と北条氏、さらに武田氏と上杉氏に介入された、青梅。

そんなややこしい局地戦を一般参加武者の皆様を登用して表現します。

武者所の完全オリジナルシナリオも3年目の大幅リニューアル。

乞うご期待!

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